モンステラ　デリシオーサ　ベトシオーサ

「モンステラ デリシオーサ ベトシオーサ」は、モンステラの数ある品種の中でも、非常に希少価値が高く、その独特の美しさで注目されている斑入りの品種です。

主な特徴:

• ベトナム原産: その名の通り、ベトナムで発見された突然変異株と言われています。「Vietciosa」という名称は、Vietnam（ベトナム）とDeliciosa（デリシオーサ）を組み合わせたものです。
• 深緑と銀色の斑: 深い緑色の葉に、銀色がかったような独特の斑が入ることが最大の魅力です。この斑は、通常の白斑や黄斑とは異なり、メタリックな輝きを帯びたように見えることもあり、非常に洗練された印象を与えます。
• 色の変化: 環境、特に温度によって斑の色合いが変化するとも言われています。例えば、30℃付近では緑と白が混じったような斑が現れ、35℃程度では黄緑色の斑が現れるといった情報もあります。
• 希少性と価値: 世界的に見ても流通量が極めて少なく、非常に希少な品種として知られています。ピーク時には1株800万円で取引されたこともあると言われるほど、その価値は高騰しました。現在でも、日本国内での入手は非常に困難です。
• 葉の形状: 成長するにつれて、モンステラ特有の深い切れ込み（葉の裂け目）が入り、その姿はさらに美しさを増していきます。

「モンステラ デリシオーサ ベトシオーサ」は、その唯一無二の葉の色合いと希少性から、熱心なコレクターや植物愛好家垂涎の的となっています。